食育への取り組み
子ども達の育ちを支える食事(昼食・おやつ、延長の補食・夜間の夕食)は、園内の厨房で真心をこめて調理しています。
子ども達には、使う食材の下準備のお手伝いをしてもらうことで「きょうのごはん(おやつ)はなんだろう」と考え、栽培では実りを体験し、収穫することで喜びや美味しさを感じることから、命への感謝をする気持ちを育みます。日本人の食文化を大切にし、マナーを伝えつつ、日々の食事から食育に努めています。
給食の特徴
心を込めた手作り給食
給食は、地元の業者から「安全で鮮度の良い食材」を届けてもらい、季節感を大切にしています。
食事やおやつは既製品を避け、給食室で1品1品、一つひとつに愛情を込めて作り、提供しています。不足しがちなビタミンを補えるよう、また、摂取量の減っている果物を毎食出しています。
使われた食材や作ってくれる調理員がいることに感謝の気持ちを持てるよう、子どもたちにも伝えています。
和食中心の献立
0~6歳までは、食習慣を決める大切な土台作りの時期であり、子どもの頃の食事は大人になってから大きく影響します。
日本の食文化である「和食」を基本に、だしを生かし、基本的な調味料だけを使い、給食を提供します。子どもにとって、食の経験を増やせるようにしています。
アレルギー対応食の提供
医師の指示のもと、アレルギーを持った子ども達に除去・代替食を提供しています。
なるべく同じものを食べられるような献立の工夫と、また代替食であっても同じような見た目にする調理の工夫で、皆と一緒に食べる楽しさやおいしさを感じることを大切にしています。